お久しぶりです。

 

今回は船員の国籍についてお話していきます。

 

外航船舶に乗船する船員の国籍でどこの国の国籍が多いのでしょうか。

日本の会社の船なのだから日本人が多いだろうと思われる方もいらっしゃると思いますが、実際にはフィリピン人が最も多く約76%を占め、次にインド、中国、ミャンマー…となっています。これに占める日本人船員の割合は約1%であり如何にフィリピン人が多いかがわかります。

また、世界の商船隊全体で見てもフィリピン人が約40万人とほぼ30%を占め断然トップの船員供給国です。

 

何故フィリピン人がこんなにも多いのでしょうか。

フィリピン人は明るく勤勉であり、英語力が優れているからだと私は考えます。

船では様々な国籍の船員が乗り組むこともあり共通言語が英語となるが英語で教育を受けてきたフィリピン人はコミュニケーションの壁に当たらない。そして、フィリピン人は明るい国民性から船内の限られた空間でも協調性があり船内融和が保てるところです。

また、コスト面でもフィリピン人は日本人に比べ低く抑えれる事等が挙げられます。

これらの事がフィリピン人船員が多くを占める要因ではないのかなと私は考えました。

ですが、島国である日本は船での輸出入が不可欠です。

なのでもっと船乗りの魅力をこのブログを通し発信し日本人船員が増えればと思い今後も色々な話題に触れて行こうと思います!

 

日々勉強!!

 

村上 琢磨