Bloomberg の記事によると、ゴールドマン・サックス証券は名村造船所に対し新たに「買い」判断を示し、目標株価を3700円と設定。 世界的な防衛支出の増加や米軍艦船修理需要の日本シフトを背景に、同社の修理ドックの稼働率上昇と収益成長が期待されています。2030年3月期まで営業利益は年率11%成長と予測され、株価は一時ストップ高の3210円を記録し、上場来高値を更新しました。
この動きに連動し、三井E&S(船舶用エンジン)、中国塗料(船舶用塗料)、古野電気(船舶電子機器)など造船関連株も大幅高。
また、ゴールドマンは大手海運株にも注目し、商船三井を「買い」、日本郵船と川崎汽船を「中立」と評価。2026年にはコンテナ船の需給が均衡し、安定したキャッシュフローと株主還元が期待されるとしています。
さらに、米国が中国船舶に追加料金を課す方針や新たな排出規制の導入により、日本造船業の市場シェア拡大と新造船需要の継続が見込まれています。
ソース: Bloomberg.com
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