ロイターの記事によると、中国EV最大手のBYDが、国内の一部工場で生産能力を削減し、新たな生産ラインの増設を延期しています。 背景には、在庫の増加と販売目標未達成があり、夜勤の中止や生産能力の3分の1削減などの措置が少なくとも4工場で実施されました。
中国汽車工業協会によると、4月と5月の生産台数の伸びはそれぞれ前年比13%、0.2%と大幅に鈍化。さらに、今年の4~5月の平均生産量は前年第4四半期比で29%減少しました。中国自動車流通協会の調査では、BYDの販売店の平均在庫は3.21カ月分と、業界平均(1.38カ月)を大きく上回っています。
急成長を遂げたBYDですが、競争激化と在庫圧力により、事業拡大のペースを見直す局面に入ったようです。
ソース: Reuters Japan
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