はじめまして。

ECLシップマネージメントに船員として中途採用して頂き、8月から海務部でお世話になっている土山と申します。いきなりですが実は自分、大学を中退しておりまして、、、中退後、海上技術短期大学校という内航船員を養成する学校に入学し、そこは無事に卒業したのち、内航船社に甲板員という下っ端乗組員として採用されました。そこからなんやかんやありつつ、無事に夢であった外航船社に採用して頂けたというわけであります。

内航船では6年間の経験がありますが、外航船は全く初めての世界で尚且つ陸上勤務も初めてですので、毎日教えて頂くことばかりです。ここでは自分が教えて頂いたことを自分の言葉にして発信していきたいと思っています。

早速ですがECLシップマネージメントに入社してから毎日のように聞く単語にPSCというものがあります。ポートステートコントロールの頭文字を取ったもので、外国船籍の船が他国の港に入港した場合にその国の検査員が不定期に船にやってきて、抜き打ち検査が行われます。この検査に不合格となると出港することができなくなってしまい、船会社としては大ダメージを受けてしまいます。このようなことが無いように船舶管理会社であるECLシップマネージメントは常に船が検査をクリア出来るように国際条約を気にかけ、定期的に訪船して船の状態をチェックしています。

乗組員に指導しなければならない場面もある為、上司の方々は皆さん海上勤務経験者です。自分も早くその様な立場に立てるように、陸と海の経験を積んでいきたいと思っております。