お久しぶりです。
こんにちは。
ECLSMの佐藤です。
久しぶりの連続投稿となり、自身の出来事を皆さんに報告することが出来ず、とても悲しい気持ちです…。。。いつもこの前振りで文字数を稼いでいましたので、今日のブログは短く、皆さんにとっては読みやすいかと思います(笑)。
さて、今まで書いたブログを読み返していますと、機器の紹介から話を少し搔い摘まみ流しておりましたが、一番大事な『機関士』とは??に直接触れておりませんでしたので初心に戻り、お話します。
このブログを見られている方は海運関係の仕事に従事している、或いはそれに近しい方が多いと思いますが、中には別業界の方もいらっしゃると思います。その方に向けて今回は情報を発信できたらと思います。
船のことをあまり知らない人に「船の機関士をしている」ということを話すと、「機関士って船で何をしているの?」と質問されることが多いと思います。斯く言う僕も自分の職業を伝える時にとても苦労します。
まず、船内で働く人は大きく分けるとDeck(甲板部 = 航海士) / Engine(機関部 = 機関士) / Catering(司厨部)の3グループに分ける事が出来ます。
おそらく、この中でも航海士の仕事は船を操縦することだというのはイメージがつかみやすく(操縦だけでは無く、実際には貨物の管理など沢山のお仕事があります。)、またCateringの仕事も船内で食事を提供することなのでイメージがつかみやすいです。
これらに対して機関士(エンジニア)の仕事はなかなかイメージが掴みづらいようです。僕もこのお仕事をしていなければ、船の機関士と言われてもチンプンカンプンだったと思います。
陸上でのお仕事でエンジニアを考えますと、自動車の整備士さんや飛行機の整備士さん達が直ぐに思い浮かびます。 しかし、これらの仕事を船の世界に置き換えたとき、少し違和感を覚えます。というのも、自動車や飛行機のエンジニアは止まった状態、エンジンを停止して整備工場に入れた状態で整備を行うからです。 一方で船で働くエンジニアは、基本的に船が航行している状態で様々な個所の整備や点検を行います。もちろん、主機みたいな1つしか無い、機器は港に着岸しているときに整備を行います。車が走っているときに車内で整備を行っている、飛行機が飛んでいるときに機内で整備を行っていると想像したらまったく異なることが分かると思います。もし、車や飛行機を動きながら整備すると考える少し不安になりますよね。
だいぶ中途半端な説明ですが、文字数が1000を超えてきましたので続きは次回のブログにてお話しますね。漫画でも中途半端なほうが気になってしまったりしますよね。気にしてください。
ちなみに、この現象はツァイガルニク効果というみたいですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐藤
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